野菜を使ったケーキは見た目も大切!
野菜を使ったお菓子は、馴染みのあるものでは、クッキーやケーキ、蒸しパンなどたくさんありますが、その中でも、ケーキは、他のお菓子と比べて、食べる時の喜びが少し違うと思いませんか?それは、見た目もそうですが、お誕生日やクリスマス、来客があった時など、特別な日に、必ずと言ってよい程、ケーキが登場するため、他のお菓子に比べて、少し特別観があるからかもしれません。
野菜ケーキにもわくわく感を
ケーキのこの特別観は、野菜ケーキを作る時にも、忘れてはならない大切な部分だと思います。体に良い優しいケーキを作るため、見た目をあまり考えず、野菜を使いつつ、カロリーを抑えてばかりでは、ケーキを食べる時のワクワク感が薄れてしまい、なんとなく物足りないようでは、ちょっと残念ですよね。カロリーを抑えた生クリームやジャムで華やかさを演出するなど、ケーキを食べる時の醍醐味を生かした、ケーキ作りを心がけたいですね。
程よい甘さ!ほうれん草を使ったシフォンケーキ
(材料)(直径17㎝シフォン型1台分)
薄力粉 70g
ベーキングパウダー 小さじ2/3
ほうれん草 60g
はちみつ 大さじ1/2
サラダ油 大さじ1¹/₃
水 大さじ1
卵黄 2個分
(メレンゲ)
卵白 4個分
砂糖 60g
(飾り用)
生クリーム(乳脂肪35%)1/2カップ
プレーンヨーグルト 200g
砂糖 20g
[準備]
・小さいざるにペーパータオルを敷き、ヨーグルトを入れてボウルにのせ、130gになるまで水切りする
・オーブンを180℃に温める
(作り方)
薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるう
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ほうれん草を電子レンジで加熱して、水に浸してあくをとり水を絞る。ミキサーに、ほうれん草、はちみつ、サラダ油、水を入れて、ピューレ状にする
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ボウルに卵黄と砂糖を入れて、白っぽくもったりするまで、すり混ぜる。ほうれん草のピューレを加えて、ふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーをしっかり混ぜ合わせる
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別のボウルに卵白を入れて、ハンドミキサーの低速で泡立てる。ゆるく角が出る程度になったら、ミキサーを高速にして、続けて砂糖を3回に分けて加え混ぜながら、しっかりと角が立つまで泡立てる。泡立て器に替えて20回くらい円を描くように混ぜて、泡を均一にする。
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ほうれん草のピューレと卵黄を混ぜたものに、¹/₃量を加え、泡立て器でしっかりと混ぜる。残りを2回に分けて加え、ゴムベラでさっくりと切るようにして混ぜる
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できたものを2~3か所に分けて、少し高い位置から型に流し入れる。台にトントンと型を打ち付けて、空気を抜く。さらにゴムベラで表面の生地を型の側面に寄せる
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180℃のオーブンで35分程度焼き、焼きあがったら、型ごと逆さにして冷ます。冷めたら、ナイフをケーキと型の間に入れて、周囲を削るようにして一回りさせ、中心も竹串で同様にして、まず外側の型をはずす。次に底面にもナイフを入れてケーキを型から削り、そこの型を外す
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飾り用の生クリームを、ボウルに入れて、八分立てくらいに泡立て、水切りしたヨーグルトと砂糖を加えてクリームを作り、ケーキの表面に塗ったら完成!
まとめ
野菜を使ったケーキは、どうしてもカロリーや健康を意識してつくるため見た目が二の次になってしまいがちです。ケーキショップのショウウインドウに置いてあるような美味しそうなケーキを思い浮かべて、ケーキを選ぶ時、食べる時のわくわくも意識して作りたいものです。