女性必見!枝豆の魅力
枝豆とは大豆が成熟する前に収穫したものですので、両者は同じ植物なのです。しかし、面白いことに、大豆は豆類なのですが、なんと枝豆は野菜類に分類されています。したがって、枝豆は豆と野菜の両方の栄養素を兼ね備えた、すぐれた健康食材なのです。
枝豆が持つ栄養素
まず大豆が持つ栄養素であるタンパク質、脂質が多く含まれています。人間が生きていくのに必要な三大栄養素のうち2つをカバーしているのです。さらに大豆に多く含まれるイソフラボンも、枝豆から摂取することができます。
野菜類としての側面からはβカロテンやビタミンB1、ビタミンCが大豆よりも豊富に含まれており、まさにいいとこどりの野菜です。
その他にもオルチニン、メチオニン、鉄分など多種多様な栄養価を持っています。
枝豆摂取による健康効果
代表的なイソフラボンは女性ホルモンに似た働きを持つ成分で、女性特有の様々な不快な症状を和らげてくれます。鉄分もまた、女性に役立つ成分で、貧血の予防ができたり、また整理中には鉄分が不足するので枝豆を食べることで補い、体調を整えることができます。
その他にもビタミン類やオルチニンが新陳代謝を促進し、疲労回復を手伝ってくれたり、メチオニンに含まれるアミノ酸がアルコールの分解を促進し、肝機能の働きをサポートする役目を果たします。
また、気になるカロリーですが、枝豆30さや程度で100kcalと、大豆に比べてかなり低カロリーであることから、ダイエット中の女性の方も安心して食べていただけます。
枝豆プリンで疲労回復
このように魅力的な野菜である枝豆ですが、過剰摂取は栄養バランスや女性ホルモンのバランスを崩すことにもつながりますので、バランスよく適度に摂取することが必要です。本記事では、最近何かと話題のベジスイーツに注目し、デザートとしての枝豆プリンをご紹介します。
[材料] プリンカップ6個分
豆乳…300ml
枝豆…(さやを含まない実の部分)80g
砂糖…50g
粉ゼラチン…5g
[作り方]
1.枝豆をミキサーにかけ、滑らかなペースト状にします。
2.鍋に1と豆乳、砂糖を入れ、焦げないようにお玉でかき混ぜながら中火にかけ、沸騰直前まで煮ます。
3.少しふつふつしてきたら弱火にして1分かき混ぜながら熱し、火を止めます。
4.3に粉ゼラチンを入れかき混ぜます。
5.容器に分けて、粗熱が取れたら冷蔵庫で3時間程度冷やし固めて完成。
[注意]
*豆乳がない場合は牛乳で代用しても構いませんが、より栄養価を高めるため枝豆と相性の良い豆乳を使うことをおすすめします。
*冷凍枝豆を使用する場合はミキサーにかける前に軽く水洗いして下さい。
*より滑らかな舌触りにしたい場合は4の後でこし器を使ってこして下さい。
*4で粉ゼラチンを振り入れた後はだまにならないよう、素早くかき混ぜて下さい。
砂糖の代わりにはちみつを使用すれば、より柔らかな優しい風味になりますので高齢の方や食欲のない方にはおすすめです。非常にシンプルな工程でできるスイーツですので、時間のない主婦の方でも片手間でお作りいただけます。この機会にぜひお試し下さい。